大学院授業英語化推進室
大学院授業英語化推進室は、大学のグローバル化による国内・国際競争力を強化するため、英語のみによる授業の履修により学位(修士)を取得することが可能な教育体制の全学的整備等を目的に、2020年1月に国際センターに付属する形でスタートした組織です。
大学院授業への英語の取り入れについては以前からいくつかの研究科において、特に大学院後期課程(博士課程)における留学生教育に関連して、個別の授業において実施されていました。また理工学府においては、2014年度から開始された「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)」による留学生受け入れ開始に伴い、大学院前期課程(修士課程)における授業への英語の取り入れが促進されてきました。
こうしたなか、群馬大学では今後さらなる留学生の受け入れや、日本人学生の海外留学の促進など、大学の国際化を一層進展させることを目指し、基本的に全ての大学院前期課程(修士課程)の授業における英語の取り入れを目指すこと、またこの取り組みを推進する全学組織として「大学院授業英語化推進室(英語化推進室)」を国際センター内に設置することが、役員会において決定されました。
2020年後期からは、英語を取り入れた授業の試行が理工学府の全ての博士前期課程授業で開始され、またそれに先立って、こうした授業の実施経験教員からの講演を含めたFD講演会も企画・実施されました。今後、他の研究科でも2022年前期から同様の試行を開始できるよう準備を進めております。
→ ○組織図
→ ○設置要項
■群馬大学大学院授業英語化推進室設置要項(20200101)
以下のFD講演会動画については学内専用サイトとなっております。